
「さあ、仕事するぞ!」と意気込んでNotionを開こうとしたら、アイコンが無反応…。「あれ、なんで?」
急いでるときに限って、Notionの日本語入力が変な場所に表示されたり、急に全メニューが英語になったり。
そんな「Notionあるある」、経験ありませんか? 僕もです。めちゃくちゃあります。正直、最初は「このアプリ、不安定なのかな?」なんて思ったりもしました。
でも、安心してください。これらのイライラするトラブルのほとんどは、驚くほど簡単な方法で、文字通り「秒速」で解決できるんです。
この記事では、そんなNotionの地味に困る「あるある」トラブルの解決法はもちろん、僕が「Notionはただのメモアプリじゃない、人生のOSだ」とまで感じる理由、そしてその真髄である「データベース連携」の具体的な活用法まで、僕自身の試行錯誤の経験をすべて詰め込んでお届けします。
この記事でわかること
- Notionが無反応な時、一瞬で解決する対処法
- Notionが英語表示になってしまった時の、確実な日本語への戻し方
- 日本語入力が左上に表示される問題の、拍子抜けするほど簡単な解決策
- 僕が実践している「情報のすべてを繋げる」具体的なNotion活用事例
- なぜNotionが「最強の思考整理ツール」なのか、その本質
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Notionあるある1:アプリが開かない、アイコンが沈黙する…
まずは、一番焦るこのパターンから。Notionのアイコンをクリックしても、うんともすんとも言わない。PCを再起動するしかないのか…?いやいや、ちょっと待ってください。
だいたいの場合、これはNotionのプロセスが目に見えない裏側でフリーズしてしまっているだけ。慌ててPCごと再起動する必要はまったくありません。
解決策:タスクマネージャーからNotionのプロセスを強制終了する
Windowsユーザーなら、キーボードの Ctrl + Shift + Esc
を同時に押して、タスクマネージャーを起動してください。あるいはタスクバーを右クリックでもいいですよ。
ずらっと並んだプロセスの一覧から「Notion」の文字を探し出します。見つけたら、それを右クリックして「タスクの終了」を選択。たったこれだけです。
一度、裏で動いていたプロセスを完全に終了させてから、もう一度Notionのアイコンをクリックしてみてください。何事もなかったかのように、スッと起動するはずです。これはNotionに限らず、多くのPCアプリで使える定番の解決策なので、覚えておくと本当に便利ですよ。
Notionあるある2:昨日まで日本語だったのに!恐怖の突然英語化現象
これも本当に「あるある」ですよね。いつも通り使っていたはずなのに、ある日突然、サイドバーもメニューも、全部英語表記に変わってしまっている。
もちろん、Notionの解説記事は日本語化される前からたくさんあるので、英語のままでも使えないことはないかもしれません。でも、やっぱり母国語の安心感には代えがたいものがあります。
これも、めちゃくちゃ簡単に、そして確実に直せます。
解決策:言語設定を一度「英語」にしてから、再度「日本語」に設定し直す
- 画面左上にある「Settings & Members」(設定)をクリックします。
- 出てきたメニューから「Language & region」(言語と地域)を選択します。
- おそらく、ここの設定が「Japanese」になっているのに、表示は英語という奇妙な状態のはずです。
- ここで、一度言語設定をあえて「English」に変更します。
- そして、もう一度同じ手順を繰り返して、言語設定を「Japanese」に設定し直します。
たったこれだけ。Notionに「あれ、言語設定変わった?あ、日本語に戻ったのね、了解!」と再認識させてあげるイメージですね。なぜこの現象が起きるのかは謎に包まれていますが、この方法で100%日本語表示に戻るはずです。
Notionあるある3:日本語が左上にワープする問題
個人的に、これが一番イライラするかもしれません。Notionのページに日本語を入力しようとすると、カーソルのある場所を無視して、なぜか画面の左上あたりに文字がポツンと入力されてしまう現象。
「ああ、またか!」と集中力が途切れるこの問題。でも、解決策は拍子抜けするほど簡単です。
解決策:Notionのウィンドウ外(デスクトップなど)を一回クリックする
そう、これだけなんです。一度、Notionのウィンドウの外側、例えばデスクトップの何もない壁紙部分をカチッとクリックしてみてください。
そして、もう一度Notionの入力したい場所をクリックして、文字を打ち始めてみてください。あら不思議。ちゃんとカーソルのある場所に直接入力できるようになっているはずです。
もしこれでも直らない場合は、一度メモ帳やブラウザの検索窓など、他の「文字が正常に書ける場所」をクリックしてからNotionに戻ってみてください。PC上の入力フォーカスを一度リセットしてあげるのがポイントのようです。
トラブル解決の先へ。僕がNotionを激推しするわけ
さて、トラブル解決法だけだと味気ないので、僕がどれだけNotionを愛用しているか、その理由を語らせてください。僕がNotionを激推しする理由は、単に「便利なメモアプリ」だからではないんです。
正直に言うと、僕も最初は「なんか難しそう…」「多機能すぎて、どうせ使いこなせないだろう」と敬遠していました。でも、一度その本質を理解してからは、もうNotionなしの生活は考えられません。
僕がNotionで管理しているのは、例えばこんなことです。
- 日々の思考を記録する日記
- 降ってきたアイデアを逃さず捕まえるブログネタ帳
- 「あとで読む」が迷子にならないWebクリップデータベース
- 人生でやりたいことリスト100
- 言葉や事柄など覚えておきたいことリスト
- 観たい映画、読みたい本、行きたい場所の全リスト
- テレビ番組の録画管理簿(家族と共有)
- クライアントとの打ち合わせ議事録とタスク管理
- 家のモノの取扱説明書や保証書の一元管理
- ベランダ菜園の成長記録
などなど、公私にわたるあらゆる情報を、Notionに集約しています。
Notionの真髄は「データベースの連携」にあり
「それって、フォルダ分けすれば他のアプリでもできるよね?」と思うかもしれません。しかし、Notionの真のすごさは、単なるメモ機能やデータベース機能ではありません。
それぞれのデータベースを、まるでレゴブロックのように自由自在に連携させ、必要な情報を、必要な形で、必要な場所に呼び出して表示できること。
これこそがNotionの真髄であり、他のアプリを寄せ付けない圧倒的な強みだと断言できます。しかも、その複雑な連携を、プログラミングの知識が一切なくても、直感的なマウス操作だけで実現できてしまう。いやぁ、本当にすごい時代になったものです。
例えば、僕の活用例を少しだけお見せすると…
- 「日記」データベースに「読んだ本」データベースを連携。
その日読んだ本の記録を、書影付きで日記に自動で表示させる。 - 「ブログネタ」データベースと「タスク管理」データベースを連携。
「この記事を書く」とステータスを変更すると、自動で「執筆中」リストにタスクが移動する。 - 「行ったところ」データベースと「購入したもの」データベースを連携。
どちらかのページを開けば、どこに行って何を買ったかがすべて時系列で表示される。
今一番楽しいのは、日記で「行ったところ」「購入したもの」「体調」などを連携して日記に表示させていることですね。それと日記自体を連用日記みたいに、各年ごとの日記を同じ日付で表示できるようにもしているので、日々のデータが一目瞭然です。ああ去年の今日はこんなことをしていたんだなぁとか振り返りが楽しいですね。
このように、一度入力した情報が、様々な場所で形を変えて活きてくる。情報を「点」で終わらせず、「線」や「面」で有機的に繋げていく。この感覚が、思考を整理し、新しいアイデアを生み出す最高の土壌になるんです。
ただし、タスク管理の「通知」は専用アプリに任せる
ただ、一つだけ僕がこだわっている使い分けがあります。それは、時間指定のタスク管理はNotionでは完結させないということです。
理由はシンプルで、「強力なプッシュ通知が欲しいから」です。
Notionにもリマインド機能はありますが、「このタスクをこの時間に絶対に思い出させてほしい!」というクリティカルな通知に関しては、やはりスマホのロック画面に強制的に表示してくれる専用リマインダーアプリのほうが信頼性が高いと感じています。僕の場合は「Microsoft ToDo」を愛用しています。
この辺りは、まさに適材適所。Notionはあくまで「すべての情報を整理・保管しておくための母艦」として使い、実行のトリガーとなる「通知」は専用アプリに任せる。このハイブリッドな使い分けが、僕にとってはベストな形ですね。
まとめ:Notionは「育てるツール」。食わず嫌いは本当にもったいない!
今回は、Notionの「あるある」なトラブル解決法から、僕がNotionを大好きな理由、そしてその具体的な活用術まで語ってみました。
もしあなたが「Notionは難しそうだから…」という理由で、その入り口に立つことをためらっているのなら、それは本当にもったいない!と、声を大にして言いたいです。
最初は、本当にただのメモ帳として使うだけでもいいんです。慣れてきたら、チェックリストを作ってみる。次は、簡単なテーブル(データベース)を作ってみる。そうやって、少しずつ自分の手で機能を試し、自分の使いやすいように環境を「育てていく」感覚。それこそが、Notionというツールの最大の魅力なのかもしれません。
先日、Notionを初めて使う人向けの記事を書きました。どうも評判が良いようで、さっそく実践してくれている人もいらっしゃいます。
Notionが難しいと感じているなら、まずこの記事に書いた「Webクリッパー」を作ってみてください。きっとNotionの面白さがわかると思いますよ。
Notionの始め方がわからない?この記事では、初心者でも簡単な「Webクリッパー」の作り方を3ステップで解説。スマホとPCから情報を集約し、あなただけの最強の情報基地を作る第一歩を踏み出しましょう。
この奥深く、そしてあなたの思考をどこまでも拡張してくれる最高の相棒。ぜひ、あなたの生活にも取り入れてみてください。きっと、情報の整理が、そして日々の知的生産活動が、もっともっと楽しくなるはずですから。
おすすめの書籍
Notionの初心者の方におすすめしたい書籍を、その魅力を込めて5冊ご紹介しますね!✨
『1. はじめるNotion 使いかたを自由にデザインするための、基本、コツ、アイデア』
この本は本当にNotion初心者の方の「救世主」です! Notion アンバサダーのまみぞうさんが書かれた本で、まさに初心者目線で作られているんです。豊富なスクリーンショットやイラストが満載で、まるで隣でやさしく教えてもらっているような感覚で学べちゃいます!個人のタスク管理からチームでのプロジェクト管理まで、具体的な使用例がたくさん載っているので、「なるほど、こうやって使えばいいのか!」という発見がいっぱいです。
『2. そろそろNotion』
タイトルがもう可愛いですよね! 「そろそろNotionを始めてみようかな」と思っている方にぴったりの、とってもフレンドリーなアプローチの本です。「Notionってなんだか難しそう…」と躊躇している方でも、親しみやすい文体でスルスルと読み進められます。日常生活での活用法が具体的に紹介されているので、趣味の管理や学習記録の整理など、すぐに実践したくなる内容ばかりです。
『3. 独習Notion チュートリアル & リファレンス』
この本の素晴らしいところは、チュートリアル形式で学べること! ステップバイステップで実際に手を動かしながら覚えられるので、読むだけじゃなくて実践的にスキルが身につきます。しかも、基本操作から高度な機能まで幅広くカバーしているので、この一冊でNotionマスターになれちゃいます。「困った時のリファレンス」としても使えるので、長く愛用できる一冊です。
『4. Notionプロジェクト管理完全入門』
お仕事でNotionを活用したい方には特におすすめです! プロジェクト管理が初めての方でも安心できるよう、基本的な概念から丁寧に解説してくれています。実際の仕事場面での活用例がたくさん載っているので、「明日から実践できる!」という実用性の高さが魅力です。チームでの情報共有やスケジュール管理など、職場で重宝する機能がしっかり学べますよ。
『5. 今すぐ使えるNotion 基本+活用+テンプレート』
タイトル通り「今すぐ使える」のが最大の魅力! 基本操作から実践的な活用方法、そして便利なテンプレートまでセットになっているので、まさに至れり尽くせりの内容です。読み終わった瞬間から、すぐにNotionライフをスタートできちゃいます。丁寧な解説で初心者の方でも安心して学習を進められるのも嬉しいポイントです!
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どの本も初心者の方を温かく迎え入れてくれる、とても親切な作りになっています。まずは気になったものから一冊手に取ってみて、Notionの素晴らしい世界に足を踏み入れてみてくださいね!きっとNotionの便利さと楽しさに夢中になること間違いなしです 🎉
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