読めない漢字を検索エンジンに入力して調べたいけど、そもそも読めないから文字入力も出来ないよ。こんな時どうすればいいの?
スマートフォンのブラウザでGoogleの「手書き入力」を使えば、今すぐに読めない漢字を入力することが出来ますよ。
文字入力出来れば、読み方も簡単に調べられますよね。
特別なアプリなどは必要ありません。スマートフォンに入っているブラウザだけで手書き入力できますよ。
快適にインターネットを楽しみたい全ての人にお勧めできる方法です。覚えておいて損はありませんよ。
Google検索で「手書き入力」を有効にする
手書き検索(手書き入力)の設定はとても簡単です。
必要な時だけオンにして、必要なくなったらいつでも簡単にオフにできますよ。
なので、気軽に試してみる事ができますね。
それではさっそく試してみましょう!
検索の設定画面
まず、ブラウザで Google にアクセスしましょう。
アプリのホーム画面ではなくて、Google にアクセスします。
1、 Googleにアクセス出来たら、画面の一番下にある「設定」をタップします。(メニューから設定画面を開いてもOKです。)
2、「設定」画面に入ったら、「手書き入力」を「有効にする」にチェックを入れます。
3、これだけで手書き入力の準備は完了です!
手書き検索(手書き入力)をしてみよう
今回は、試しに「樵」という文字を入力してみますよ。
手書き入力モード手書き入力モードは、画面下の「g」というボタンでオン・オフが切り替わります。上の画像のように「スペース」ボタンが表示されていれば、手書き入力モードになっているはずです。
手書き入力モードになったら、画面のどこでもいいので入力したい文字を指でがっつり書いてみましょう!
文字を書き進めると、画面の下に候補の漢字が表示されます。
なんと画面全体に自由に書けちゃいます!
1、文字を書く
2、候補の漢字が表示される
3、タップして選ぶ
これで検索ボックスに手書き入力した文字がセットされます。
漢字の読み方を調べたい場合
手書き入力した漢字の読み方を調べたい場合は「〇〇 読み方」などと「読み方」という文字を付けて検索すると良いですよ。
文字を追加する時には「g」をタップして、一旦手書きモードから出るとやりやすいですよ
手書き入力が真価を発揮するのはこんな場面
インターネット上のサイトに表示されている文字なら、仮に読み方がわからなくてもコピペして調べることが出来ますが、雑誌や新聞などで読めない漢字があった場合はそうはいかないですよね。
でもこんな時にこそ、今回の「Google手書き入力」が威力を発揮するんです。
うろ覚えの文字こそ手書き検索が真価を発揮
手書き入力 の良いところは、読めない漢字を入力出来るということですが、実はそれ以上に便利なのが 漢字の細部までは覚えていないけれど、一部がわかっているという場合なんですよね。
文字の一部だけでもわかっていれば、Google手書き入力で書いた時に入力候補に挙がってくるんですよ。
これはとても便利ですよね。
パソコンでも手書き検索を使いたい
実はこの「Google手書き入力」と同じような事はパソコンでも出来ちゃいます。
ここで、入力したい文字を選んで「手書き入力」を選択すれば、上の画像のように手書きで文字を入力できます。
パソコンの場合は、以前の記事で紹介した「読めない漢字の入力方法・IMEの手書き検索」で調べるのも便利なんですけど、今回紹介したGoogleの手書き検索はさらに手軽ですよね。
検索した内容を知識にしたい
今は「ペーパーレス」といわれる時代で、紙とペンを使って書くという機会がどんどん減ってきていますよね。だから「うろ覚えの漢字」「読めるけど書けない漢字」なども増えているんじゃないかなと思います。
確かにスマホはとても便利で僕も手放せなくなっているけれど、スマホで読んだものって、どうしてもその場限りの知識になってしまいがちなんですよね。でも、自分で「知りたい」と思って検索した事柄なんだから、自分の知識としてしっかりと定着させたいものです。
だからといって辞書を持つというのも結構ハードル高かったりしますが、辞書っていろんな人の思いが詰まっているんだなぁと、その魅力を少し知りたい気持ちになった物語がありますよね。
三浦しおんさんの小説です。映画やコミック版もリリースされています。
あとは「辞書を編む」もいいですよね。街中での用例採集、見出し語の取捨選択、誰にもまねできない語釈…。こうしたエピソードがあるから言葉というモノの奥深さを知ることが出来る1冊ですね。
今回は、スマートフォンのブラウザだけで読めない漢字を調べる事の出来る「Google手書き入力」について紹介しました。
便利に使ってみてくださいね。