
Logicool の MX Master 3 や MX Keys、最高のデバイスですよね。僕も毎日愛用していて、その洗練されたデザインと機能性には心底惚れ込んでいます。
でも、もしあなたがこれらのデバイスを買った時のまま、デフォルト設定で使っているとしたら…正直に言います。めちゃくちゃ、もったいないです!
結構いい値段のするマウスとキーボードを買ったはいいけど、設定なんて気にしたことなかった…という人も多いと思います。でも、実は無料の「Logi Options+」という公式アプリをインストールするだけで、MX シリーズは、今の何倍も賢く、便利な「神機」に進化を遂げるんです。
この記事では、僕が「これなしの作業は考えられない!」と強く思う Logi Options+の魅力と、絶対に外せない 5 つの神機能についてお伝えしていこうと思います。
この記事を読めば、面倒なルーティンワークの自動化から、話題の AI 機能の呼び出し、複数 PC のシームレスな操作など、あなたの MX デバイスが持つ真のポテンシャルを 120%引き出す方法が分かります。
この記事でわかること
- Logi Options+をインストールすると、あなたの作業がどれだけ爆速になるか
- 面倒な定型作業をワンクリックで終わらせる魔法「Smart Actions」の具体的な使い方
- AI を爆速で呼び出す未来の機能「Logi AI Prompt Builder」の衝撃
- 複数 PC をまるで 1 台のように操る「Logi Flow」の感動的な体験
- 意外と知らない「Easy-Switch」との賢い使い分け術
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*ご購入する際には楽天市場の「ロジクール公式ストア」がおすすめです。
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そもそも「Logi Options+」って何?単なる設定アプリと侮るなかれ
「Logi Options+」と聞くと、「ああ、マウスの速度とかボタンの割り当てを変えるやつでしょ?」と思うかもしれません。もちろんそうした基本的な機能もあるんですが、しかし、Logi Options+の真価はそこにありません。
Logi Options+は、単なる設定ツールではなく、あなたのデバイスのポテンシャルを限界まで引き出し、日々の作業効率を劇的に向上させるための「秘密兵器」なんです。
しかも、インストールは無料。ロジクールの対応デバイスを持っているユーザーなら、使わない理由はありません。これはメーカーから MX シリーズのオーナーへ贈られた「隠し機能」への招待状だと思ってください。
【本編】MX デバイスを覚醒させる 5 つの神機能
ここからが本題です。
数ある機能の中でも、僕がとくに「これはヤバイ!」と感じ、日々の作業に革命を起こしてくれた 5 つの神機能を紹介します。
1. 面倒な作業をワンクリックで自動化「Smart Actions」
これ、マジで革命です。
「Smart Actions」は、一言でいうと 「日々の面倒な PC 作業を、ボタン一つで全自動化できるマクロ機能」です。
例えば、僕が毎朝仕事を始めるとき。以前は、
- Thunderbird を立ち上げ
- Visual Studio Code を立ち上げ
- Discord を開き
- YoTube Music を起動し
- Notion を開き
- Microsoft ToDo を開く
…という一連の作業を手動でポチポチやっていました。大した手間じゃないと思うかもしれませんが、毎日となると地味に面倒くさい。
でも、Smart Actions を使えば、この一連の動作を「おはようアクション」として登録し、MX Keys の指定したショートカットキーに割り当てることができるんです。
朝、デスクについて、ショートカットキーをポンッ!それだけで、必要なアプリが順番に立ち上がり、作業準備が完了する。すごくないですか?
この時、わざとひとつひとつの動作に遅延を組み込んでいるのですが、順番に開いていくのがなんだか楽しいんですよ^^
他にも、
- 「オンライン会議」アクション: Zoom を起動し、マイクをミュートにし、メモ用のアプリを立ち上げる。
- 「ブログ執筆」アクション: 執筆ツール、資料フォルダ、画像編集ソフトを一気に開く。
こんな風に、あなたのワークフローに合わせて無限の自動化が可能です。
MX Master 3 のサイドボタンや、MX Keys の使っていないファンクションキーが、あなたの専用「時短ボタン」に生まれ変わる。この快感、一度味わうと本当に元には戻れませんよ。
2. AI を指先で操る未来のツール「Logi AI Prompt Builder」
Logi Options+は、なんとマウスやキーボードから直接 AI 機能を呼び出せるショートカットまで搭載してきました。それが「Logi AI Prompt Builder」です。
これは、ただ単に AI の画面が開けるという機能ではなくて、選択したテキストに対してあらかじめ設定しておいた AI への命令(プロンプト)を実行できる機能。
例えば、Web サイトで見つけた興味深い英語の記事。その文章をマウスでドラッグして選択し、MX Master 3 のジェスチャーボタンを「翻訳」に設定しておけば、ボタン一つで瞬時に日本語訳が表示されます。
他にもこんなことができます。
- ブログの下書きを範囲選択 → 「校正」を実行:
誤字脱字や不自然な表現を AI にチェックしてもらう。 - 長いメールや記事を範囲選択 → 「要約」を実行:
内容をざっくり把握したい時にめちゃくちゃ便利。 - 専門用語を範囲選択 → 「説明」を実行:
わからない言葉をすぐに調べられる。
これまで「テキストをコピー → ブラウザを開く → ChatGPT にペースト → 命令をタイプ」と、5 ステップくらいかかっていた作業が、たったのワンアクションで完結する。これは上手に使うと、PC 操作の概念が変わるレベルで作業効率化できますよね。
3. よく使う機能をリングで呼び出す「Actions Ring」
「AI 機能も Smart Actions も便利だけど、そんなにたくさんのボタンはないよ!」
そこで登場するのが「Actions Ring」です。
MX Master 3 のボタンに設定をすることで、PC 画面に円形のメニューが表示されます。これが「Actions Ring」です。今一番のお気に入り機能です!いやー本当に便利ですよこれ。
iPad ユーザーならおなじみの「Procreate」の「QuickMenu」の快適さをそのままデスクトップに持ち込んだような神機能なんです。
このリングには、最大 8 つの好きなアクションを登録できます。そして、設定した MX Master 3 のボタンを押すだけで、その機能が実行されるという仕組み。
この Actions Ring の何が革命的かって、さっき紹介した「AI Prompt Builder」や「Smart Actions」を登録できることなんです。
僕の場合、使用頻度の高い機能を集中させています。自分のワークフローに合わせてカスタマイズすれば、あなただけの「魔法のリング」が完成します。
これにより、「あの機能、どのボタンだっけ?」と迷うことが一切なくなりました。ボタンを押すとパッと花が咲くように Actions Ring が開く。ムダにテンションが上がりますよ(笑)。
4. 複数 PC を自由に行き来する「Logi Flow」
Windows のデスクトップ PC と、MacBook。この 2 台を同時に使っている方、結構多いんじゃないでしょうか。僕もその一人ですが、以前は 2 組のマウスとキーボードがデスクの上を占領していて、本当にごちゃごちゃしていました。
この長年の悩みを、魔法のように解決してくれたのが「Logi Flow」です。
これは、1 組の MX Master 3 と MX Keys で、最大 3 台の PC(Windows と Mac の混在 OK)を、まるで 1 台の PC かのようにシームレスに操作できてしまうという、とんでもない機能。
どういうことかと言うと、Windows PC の画面の右端までマウスカーソルを持っていくと…なんと、そのままスルスル~っと隣の MacBook の画面にカーソルが移動するんです!もちろんキーボード操作も、カーソルがある方の PC に自動で切り替わります。
すごくないですか?
いや、マジで PC2 台持ちの人は全員が使うべきだと思うくらい便利な機能です。
でも、Logi Flow の真のヤバさは、これだけじゃありません。
なんと、Windows でコピーしたテキストやファイルを、そのまま MacBook にペーストできちゃうんです。
「Windows で見つけた参考記事の URL をコピーして、MacBook のメモにペースト」
「MacBook で作った画像をコピーして、Windows の PowerPoint にペースト」
こんな PC の垣根を越えた操作が、特別なアプリも使わずに、当たり前のようにできてしまう。初めてこの機能を体験した時、あまりの衝撃に「うわ、未来じゃん…」と声が漏れました。
複数 PC ユーザーにとって、Logi Flow は「便利」を通り越した、もはや「必須のインフラ」です。
5. デバイスの切り替えが瞬時に完了「Easy-Switch」
「Flow はすごいけど、PC と iPad みたいに、OS が違うデバイスを切り替えたいんだけど…」
そんな時は、「Easy-Switch」の出番です。
これは、MX Keys や MX Master 3(底面にボタンがあります)に搭載されている、接続先デバイス(PC、タブレット、スマホなど)を瞬時に切り替えるための物理ボタン機能です。
Logi Flow が「複数の PC を同時に使う」ための機能だとすれば、Easy-Switch は「複数のデバイスを個別に切り替えて使う」ための機能。この 2 つ、似ているようで全く役割が違うんです。
僕の具体的な使い分けはこんな感じ。
- PC 作業中(Easy-Switch 1 番):
デスクトップ PC でブログを執筆。 - iPad でメモ(Easy-Switch 2 番):
ふとアイデアが浮かんだら、Easy-Switch の「2」のボタンを押す。すると、MX Keys の接続先が瞬時に iPad に切り替わり、そのままキーボードでメモが取れる。 - スマホの返信(Easy-Switch 3 番):
LINE の通知が来たら、「3」を押してスマホに接続。長文の返信もキーボードで楽々。 - 再び PC 作業へ:
「1」を押せば、またすぐにデスクトップ PC の操作に戻れる。
この切り替えに、ラグはほとんどありません。思考を中断することなく、PC、タブレット、スマホという 3 つの世界を自由に行き来できる。このストレスフリーな体験は、一度味わうと手放せなくなりますよ。
さらにさらに!Actions Ring の登場によって、Easy-Switch は便利になったんです。
これまでは MX Master 3 を使って Easy-Switch を切り替える際には、一度マウスをひっくり返して底面のボタンを押す必要がありました。しかし、Actions Ring に Easy-Switch も登録できるようになったので、もうマウスをひっくり返す必要はなくなりました。
まとめ:Logi Options+は、もはや必須インフラ。あなたの MX、今すぐ覚醒させよう!
どうでしたか?Logi Options+のすごさ、伝わりましたでしょうか。
MX Master 3 や MX Keys は、それ単体でも間違いなく最高のデバイスです。しかし、その真価は、この「Logi Options+」という名の最高の相棒とセットで初めて 120%発揮されます。
- 面倒な作業は「Smart Actions」で自動化し、
- AI の力は「AI Prompt Builder」で瞬時に借り、
- よく使う機能は「Actions Ring」で呼び出し、
- PC 間の移動は「Logi Flow」で垣根をなくし、
- デバイス間の切り替えは「Easy-Switch」でストレスフリーに。
これだけの機能が、たった一つの無料アプリを追加するだけで手に入るんです。
もしあなたがロジクールの対応デバイスを持っているなら、これはもう、今すぐインストールするしかありません。それは単なるアプリの追加ではなく、あなたの PC 作業を、もっと快適で、もっと創造的で、もっと未来的なものへとアップデートするための、最も簡単で、最も効果的な一歩です。
あなたのデスクに眠る MX デバイスのポテンシャル、今こそ解放してあげませんか?
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