
「プログラミングを始めたいけど、何から手をつければいいかわからない…」
「とりあえずメモ帳で文章を書いてるけど、もっと見やすくできないものか…」
そんな風に感じているあなたに、僕が全力でおすすめしたいのが「Visual Studio Code(VS Code)」です。いやぁ、これ本当にすごいんですよ。
でも、そもそもテキストエディタに興味がない人は「なんか難しそう…」「プロが使うツールでしょ?」って思うかもしれません。わかります。僕も最初はそうでした。
僕は、これまで色々なテキストエディタ(文章やコードを書くためのソフト)を渡り歩いてきました。シンプルな「TeraPad」から始まって、見た目が好きで「Brackets」に浮気し、「Atom」を経て、今ではすっかり「VS Code」に落ち着いています。
そんな僕だからこそ断言できるんです。初心者であればあるほど、最初の相棒にVS Codeを選ぶべきだ、と。
この記事では、なぜVS Codeが文章執筆やプログラミング初心者にとって最高の選択肢なのか、僕自身の失敗談も交えながら、その魅力を余すことなくお伝えします!
この記事でわかること
- なぜ初心者が「メモ帳」で挫折しがちなのか
- Visual Studio Codeが無料で最強な理由
- 「拡張機能」で自分だけの最強エディタを作る楽しさ
- 僕が他のエディタからVS Codeに乗り換えたリアルな体験談
1. 完全に無料で、常に進化し続ける安心感
まず、声を大にして言いたいのがこれ。VS Codeは、完全に無料 なんです。
Microsoftが開発していると聞くと「どうせ有料なんでしょ?」と思いがちですが、そんなことは一切ありません。すべての機能を、誰でも、ずっと無料で使い続けられます。これって、何かとお金がかかる新しい挑戦において、めちゃくちゃありがたいことですよね。
しかも、ただの無料ソフトじゃない。毎月のようにアップデートが行われ、世界中の開発者からのフィードバックを元に、どんどん賢く、便利になっていくんです。
「この機能、ちょっと使いにくいな…」と思っていた部分が、次の月には改善されている、なんてことも日常茶飯事。この「常に最新・最高を目指す」という姿勢が、使っていて本当にワクワクするし、絶大な安心感につながるんですよ。
2. 箱から出してすぐ強い!標準機能がすでに充実しすぎ
VS Codeのすごいところは、インストールしたその瞬間から、すでにプロ仕様の機能がてんこ盛りな点です。
- コマンドパレット:
「あれをやりたいんだけど、メニューのどこだっけ?」を解決。やりたいことを入力するだけで、機能を呼び出せる魔法の窓。 - 統合ターミナル:
わざわざ別の黒い画面を開かなくても、VS Code内で直接コマンドを打てる。シームレスな開発体験は最高です。 - マルチカーソル:
複数の場所に同時にカーソルを置いて、一気に同じ文字を編集できる。これ、一度体験するともう戻れません。 - 強力な検索・置換機能:
プロジェクト内の全ファイルから、特定の文字を瞬時に探し出し、一括で書き換えることができます。 - Emmet (エメット):
例えば!
を入力してTabキーを押すだけで、HTMLの基本構造が一瞬で展開される。HTMLやCSSを書くスピードが、文字通り爆速になります。
これらはほんの一例。プログラマー向けの機能だけでなく、もちろん文章を書くのにも様々な支援機能があって使いやすいです。初心者が「これ、どうやるんだろう?」とつまずきがちなポイントを、VS Codeは標準機能だけで軽々とクリアしてくれるんです。
もちろん、エクスプローラーやタブ機能など標準で付いているので、直感的にファイルを操作できるし、とても使いやすいです。
3. 「拡張機能」で自分だけの最強エディタに育てられる!
もし標準機能だけでは物足りなくなっても、心配無用。VS Codeには「拡張機能」を後からどんどん足していける、いわばスマホアプリのような仕組みがあります。
世界中の開発者が作った便利な追加機能を、クリック一つで簡単インストール。自分だけの「最強エディタ」にカスタマイズしていくことができるんです。
初心者におすすめの拡張機能をいくつか挙げると…
- Japanese Language Pack for Visual Studio Code: メニューや説明をすべて日本語化。英語が苦手でも安心!
- Markdown All in One: ブログ記事などを書くのに便利なMarkdown記法を、強力にサポートしてくれます。
最初は最低限の拡張機能だけ入れておいて、必要になったら追加していく。この柔軟性が初心者からプロまであらゆるレベルの開発者に愛される理由なんですよね。
僕がVS Codeインストールした当時は、もっといろいろな拡張機能を入れていましたが、だんだんとVS Code自体に便利機能が組み込まれるようになったので、文章執筆をメインにVS Codeを使うなら、今は上記2つだけでも十分使えちゃうんじゃないか?と思います。あとは「GitLens」「Prettier」も便利かな。使っているうちに必要な拡張機能があったら追加していきましょう!
4. 圧倒的な情報量とコミュニティが、あなたを一人にしない
新しいことを学ぶ時、一番つらいのって「分からないことを聞ける人がいない」「調べても情報が出てこない」ことじゃないですか?
その点、VS Codeは心配無用です。
世界中で圧倒的なシェアを誇るエディタなので、使い方に関する記事や解説動画が、日本語でも山のように見つかります。ググれば大抵のことは解決しますし、YouTubeで検索すれば、親切な解説動画がすぐに見つかるはずです。
この「情報の多さ」と「活発なコミュニティ」は、特に初心者にとって何物にも代えがたいセーフティネットになります。一人で悩んで挫折する、という最悪の事態を避けられるんです。
ブログシステムならWordPress、テキストエディタならVSCodeがやはり一番人気でしょう。だからこそ初心者こそVSCodeが一番入りやすいんじゃないかなと思います。
僕がVS Codeにたどり着くまで(ちょっとした昔話)
僕はテキストエディタに目覚めた頃に愛用していたのが、「Brackets」というエディタです。UIが直感的でデザインが素敵なんです。使っていると気持ちが上がります。他にも、今でもサッとメモを取りたい時なんかは、軽快な「TeraPad」や「Mery」を起動します。機能を拡張することもできるので十分便利なんです。
でも、ブログを書いたり、腰を据えて何かを作る時の相棒は、間違いなく「VS Code」です。面倒な作業が自動化されたり、豊富な拡張機能のおかげでやりたいことが何でもできたり。なぜもっと早く使わなかったんだ、と本気で後悔しました。
テーマを自由に設定できるのも良いですよね。長い時間向き合うアプリですから、気持ち良い見た目の方がいいですから。
あと、画面を分割して左右でファイルを並べて見比べられるところなども地味ですが良い機能ですよね。ファイルの差分を調べたり、左にmarkdownのソース、右にプレビューなどもよく使う機能です。専門的に使いたい人でも、Gitやターミナルもエディタの中で使えるから、生成AIを呼び出したり、全部の作業が1か所で済むというのも良いですよね。
こんな風に、かゆい所に手が届くテキストエディタなんですよ。
まとめ:最初の「一歩」だからこそ、最高の道具を選ぼう
テキストエディタってプログラミングをする人だけじゃなく、ブロガーも一番利用頻度の高いアプリケーションじゃないですかね。だからこそ「テキストエディタ」選びは、めちゃくちゃ重要だと僕は感じます。
VS Codeは、
- 無料で安心
- 最初から高機能
- 自分好みに育てられる
- 困った時に情報が見つかる
という、初心者が求めるすべてを兼ね備えた、まさに理想のエディタです。
「メモ帳」で文章やコードを書くのは、例えるなら、地図もコンパスも持たずに広大な森に足を踏み入れるようなもの。VS Codeは、最新のGPSと、頼れるガイドブックを同時に手に入れるようなものです。
どちらが目的地にたどり着きやすいかは、言うまでもありませんよね。
もしあなたが今、どのエディタを使うべきか迷っているなら、ぜひVS Codeから始めてみてください。きっと、あなたの文章執筆やプログラミング学習を、より楽しく、よりエキサイティングなものにしてくれるはずです。
以上です。この記事が少しでも参考になれば幸いです。