この記事でできること
学校や仕事で文書を作成する際に「テキストファイル形式で」と指定される場合もあるでしょう。
このテキストファイル形式とは何か?自分で作ることはできるのか?
今回の記事では、Windowsで新規にテキストファイル[ .txt ]を作成する方法を紹介しています。
テキスト形式のファイルってどういうもの?
テキストファイル形式とは装飾のないファイルの事です。
パソコンで作成する文書は、使用するアプリケーションによって「装飾」がされていたり、保存する「形式」が異なっていたりして、作成したアプリケーションでなければ「開けない」「読めない」などの不具合が発生してしまう事があります。
こうしたことを防ぐ意味でも、他の人と共有する文書の場合は作成したファイルを「テキスト形式」や「PDF化」して提出するという場面が多いです。
この「テキストファイル」とは、装飾のないシンプルなファイルで「.txt」という拡張子がついたファイルのことです。
→ PDFについては「無料のPDFビューア「Acrobat Reader」をインストールする」をご覧ください
→ 拡張子については「拡張子ってなんだろう」をご覧ください
文書の装飾とは
文書の装飾って?
装飾とは、太字・文字色・背景色・アンダーライン・文字の大きさなどを設定している文書の事です。
それに対してテキスト形式のファイルとは、そうした装飾のされていないプレーンなファイルの事です。ざっくりいうとパソコンのメモ帳で作成したシンプルなファイルのことをテキストファイルと考えれば良いです。
テキストファイルの作成はとても簡単です。 パソコンを使う上で頻繁に使う操作ですから、マスターしてみましょう!
という事で今回は、テキストファイルの作り方や保存方法について解説していこうと思います。
新規テキストファイルの作成方法
Windowsパソコンで、テキストファイルを作成する方法はいくつもありますが、今回は簡単に作れる2つの方法を紹介します。
右クリックから新規テキストファイルを作成する
まず、ひとつ目の方法は「右クリック」から新規でテキストファイルを作成する方法です。
この方法が一番手間が無くて簡単だと思います。
以下のように操作します▼
- デスクトップの何もないところでマウスを右クリック
- 表示されるメニューから「新規作成」をクリック
- メニューの中から「テキストドキュメント」をクリック
これで、「新しいテキストドキュメント.txt」というテキストファイルが作成できます。
作成したテキストファイルに書き込みしたり保存するには
1、作成したファイルに書き込みするには、今出来た「新しいテキストドキュメント.txt」をクリックします。
2、すると「メモ帳」で「新しいテキストドキュメント.txt」を開くことができるので書き込みをします。
3、書き込みしたテキストファイルを保存するには、ファイルメニューから「上書き保存」か「名前を付けて保存」をします。
4、作成したテキストファイルの名前を変更したい時は、「テキストファイルの名前を変更してみましょう」の記事が役立つと思います。
テキストファイル作成の動画はこちら▼
ポイント
※右クリックをして出てくるメニューを「コンテキストメニュー」と呼びます。
※コンテキストメニューの内容は、使用しているパソコンによって異なります。
スタートメニューから新規テキストファイルを作成する
ふたつ目の方法は「スタート」メニューから新規でテキストファイルを作成する方法です。
以下のように操作します▼
- スタートボタンをクリック
- Windowsアクセサリフォルダの中のメモ帳をクリック
これで、メモ帳 が起動します。
作成したテキストファイルに書き込みしたり保存するには
1、すでに書き込みできる状態でメモ帳が開いているはずなので、そのまま文章を書き込みます。
2、書き込みしたテキストファイルを保存するには、ファイルメニューから「上書き保存」か「名前を付けて保存」をします。
3、作成したテキストファイルの名前を変更したい時は、「テキストファイルの名前を変更してみましょう」の記事が役立つと思います。
右クリックから新規でテキストファイルを作成する方法と、スタートから新規でテキストファイルを作成する方法のふたつの方法を紹介しましたが、どちらの方法でも同じテキストファイルなので、自分のやりやすい方法で作成してみると良いですよ。
メモ帳の隠れ機能
Windowsのメモ帳には隠れた便利技があって、たとえば「Windowsのメモ帳を開くたびに自動でタイムスタンプを記録してくれる便利ワザ」を使えば、やる事リストなどがとても手軽に作れて楽しいですよ。ぜひ試してみてくださいね。
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Wordなど他のアプリケーションで書いたものをテキストファイルにする場合
テキストファイルは「メモ帳」じゃなくても作成することができます。
例としてWordで作成した文書をテキストファイルとして保存してみます。ポイントになるのは保存する時の形式を「書式なし(.txt)」にしてから保存することです。
こうすれば、Wordで作ったファイルでもテキスト形式のファイルとして保存することができます。
ただし、保存する時の形式を「書式なし(.txt)」で保存をするとテキストファイルとして保存されますので、装飾された文書であっても全ての装飾が省かれます。そこを注意しておきましょう。
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